南うおぬまコシヒカリ街道

南魚沼産コシヒカリの特徴

 

 

 

コシヒカリの中でも南魚沼産コシヒカリはおいしいということで随一の人気があります。

 

 

魚沼地方は南魚沼、中魚沼、北魚沼という3つの魚沼に分かれていますが、その中でも南魚沼で生産されるコシヒカリが特に高い評価を受けているのです。現在は南魚沼市となっていますが、福島県、群馬県、長野県3県の県境と接する場所で、魚沼地方でも最も内陸地となっています。

 

 

ここは、信濃川の支流や魚野川などの水資源が豊富な土壌で、かつては大雨時の河川氾濫もあってミネラルなどを含む肥沃な土質となっているのです。

 

 

もちろん豪雪地帯ですから、山に降り積もった雪は春から夏にかけて伏流水として田んぼへ水を供給してくれるというのも有利な条件です。更には稲の夏の登熟期には高温で昼夜の気温の差が大きくなり、夜間の冷却でお米のデンプン質の消耗を抑えられるのもこの地域の環境特徴です。

 

 

こうした環境で育まれる南魚沼産コシヒカリの主な特徴としては、まずは何といっても炊き上がりがふっくらとしてツヤがあることでしょう。見た目も美しく、お米本来の持つ旨味、甘味、香りを全て備えており、朝炊いておいたご飯がジャーの中で夕飯時でも硬くなりません。更には冷めても美味しいのでお弁当にも最適なのです。